ファスナーのエレメントが欠けた!自分で直す方法と修理費用の目安を徹底解説

スポンサーリンク
ファスナーのエレメントが欠けた! 雑学
※このブログでは、プロモーション広告を利用しています。
※このブログでは、プロモーション広告を利用しています。

お気に入りのスカートやパンツ、バッグのチャックが突然壊れた時、自分で直すことが出来るのか気になるところです。

 

特に、ファスナーの「エレメント(ムシ)が欠けてしまう」トラブルは、日常的によくあるものです。

 

しかし、いざ直そうとしても「交換しか方法がない」と言われることが多く、困ってしまう方も多いはずです。

 

本記事では、「ファスナーのエレメントが欠けた」という状態の意味や、応急処置の方法、仕立て屋に依頼する際の費用相場、自力で交換する方法などを詳しく解説します。

 

スポンサーリンク

ファスナーのエレメントが欠けるとは?

ファスナーの「エレメント」とは、左右に並ぶかみ合わせ部分のことを指します。

 

プラスチック製や金属製の小さなギザギザが連なり、スライダーによって開閉される仕組みです。

 

 

このエレメントが1つでも欠けてしまうと、スライダーが引っかかって閉まらなかったり、途中で外れてしまったりといったトラブルが発生します。

 

エレメントが欠ける原因としては、以下のようなものが挙げられます。

 

  • 強く引っ張ってしまった
  • 劣化やサビなどによる素材の弱り
  • 縫製部分のゆがみや糸のほつれ
  • 安価なファスナーの品質問題

 

スポンサーリンク

自分で直すことはできる?

結論から言うと、欠けたエレメント(ムシ)そのものを修復するのは非常に困難です。

 

専用の工具やパーツが必要で、仮に再設置できたとしても、他のムシとうまく噛み合わずスライダーが正常に動かない可能性が高いため、一般家庭での完全な修理は現実的ではありません

 

ただし、一時的に使用できるようにする応急処置は可能です。

 

以下に手順を詳しく紹介します。

 

 

応急処置の手順(簡易版)

 

  1. 欠けた部分を確認し、ズレがあれば軽く整える
    欠けてしまったエレメント周辺に、飛び出した樹脂片や金属片があれば、指やピンセットなどで取り除きます。
    また、スライダーが無理に引っかかっていた形跡があれば、周辺のムシのかみ合わせを指でやさしく整えてください。
  2. スライダーを一度下まで下げる
    完全に開かない状態でも、スライダーを下げて健全なエレメント部分に戻すことで、以後の動きがスムーズになります。
    壊れた箇所を避けて、正常に開閉できる範囲のみでの使用を前提にします。
  3. 欠けたエレメントの上下を手縫いで固定する

    スライダーが欠けた部分を通過しないように、欠損箇所の上側または下側に糸でストッパーのように縫い止めると安全です。
    縫い方は玉止めを使って数回巻き、しっかりと固定するのがコツです。

    厚手の布地の場合は、まち針で仮止めしてから縫うと作業がしやすくなります。

 

この方法で完全に閉めきることはできませんが、最低限の開閉は可能になります。

 

たとえばスカートであれば、ウエスト部分が少し開いたままでも、上にトップスをかぶせれば外見上ほとんど気にならないこともあります。

 

ただしこの方法はあくまでも一時的な応急処置であり、長期間の使用や洗濯には不向きです。

早めに修理や交換を検討するようにしましょう。

 

スポンサーリンク

修理に出す場合の費用はどれくらい?

ファスナーのエレメントが欠けた場合、多くの修理業者ではファスナー全体の交換を提案されます。

 

部分修理が難しいためです。

 

一般的な修理価格の相場

  • スカートやズボン(23cm前後のファスナー):税込2,500円〜3,000円程度
  • 裏地付きの場合や特殊な素材だと追加料金がかかることも
  • 修理期間は3日〜1週間程度が目安

なお、クリーニング店の一部やリフォーム専門店、百貨店の修理コーナーなどでも対応してもらえるケースがあります。

 

事前に「ファスナー交換が可能か」と問い合わせてみると安心です。

 

スポンサーリンク

ファスナーの交換を自分でする場合

器用な方であれば、自力でファスナーを交換することも可能です。

 

必要な道具と手順は以下の通りです。

 

必要なもの

  • 同じ長さ・幅・タイプのファスナー(手芸店・100均などで購入可)
  • リッパー(糸を解くための道具)
  • 針と糸、もしくはミシン

 

基本的な交換手順

  1. 壊れたファスナーの縫い目をリッパーで丁寧にほどく
  2. 新しいファスナーを元の位置に合わせて仮止め
  3. 手縫い、またはミシンで縫い付ける

ただし、裏地がある場合や縫い目が複雑なデザインだと難易度が一気に上がります。

 

ミシンに慣れていない方や裁縫初心者は、無理をせず専門店にお願いするのが無難です。

 

スポンサーリンク

まとめ:ファスナーのムシが欠けたときの正しい対応とは?

まとめ

ファスナーのエレメント(ムシ)が欠けた場合、その部分だけを修理するのは難しく、基本的にはファスナー全体の交換が必要になります。

 

応急処置として縫い止めることで一時的に使用可能にすることもできますが、恒久的な解決にはなりません。

 

修理に出す場合は、相場は税込2,500円〜3,000円程度が目安です。

 

デザインや裏地の有無によっては追加費用がかかることもあります。

 

 

「お気に入りの服を捨てたくない」「少しでも長く使いたい」と感じたときは、まずは応急処置をしてから、信頼できる仕立て屋やリフォーム店に相談してみてください。

 

100均のファスナーは壊れやすいのか知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

⇒ファスナー100均は壊れやすい?ダイソーやセリアの実力と選び方を徹底解説

タイトルとURLをコピーしました