喉が渇いた時に、つい美味しくて手が伸びてしまう炭酸飲料やスポーツドリンクなどのジュース。
何気なく飲んでいるかと思いますが、なんと1番多いもので角砂糖19個分も入っているのです!
砂糖が多い順に5つ
この記事では、市販で売られているジュースにどれくらいの量の砂糖が含まれているか、果汁100%ジュースは角砂糖何個分なのかをご紹介します。
それでは早速見ていきましょう。
ジュースの砂糖の量ランキング一覧!

まずは、市販で売られているジュースにどれくらいの砂糖を含んでいるのか。
代表的なジュースで、第1位~第5位までランキング形式で見ていくことにしましょう。
今回は、砂糖の量を調べる計算式があるので、それを使用して出した砂糖の量でランキングをつけていきます。
【砂糖の含有量の計算式】
500mlあたり含まれる砂糖の量ランキング(角砂糖1個約3グラムとする )
| 順位 | 種類 | 砂糖の量(g) | 角砂糖個数(個) |
|---|---|---|---|
| 第5位 | 午後の紅茶レモンティー | 35.0 | 11 |
| 第4位 | カルピスソーダ | 43.5 | 14 |
| 第3位 | ファンタグレープ | 50.0 | 16 |
| 第2位 | 三ツ矢サイダー | 55.0 | 18 |
| 第1位 | コカ・コーラ | 56.5 | 19 |
以上が代表的なジュースの砂糖の量の一覧です。
こうやって数値化すると、いかに砂糖が含まれているかが分かります。
1位がコカコーラですが、コカコーラゼロは砂糖は含まれていません。
コカ・コーラゼロは、砂糖の代わりの甘味として甘味料が使われています。
糖分が気になる方はコカコーラゼロを選ぶと良いでしょう。
スポーツドリンクの砂糖の含有量は?
ついでに代表的なスポーツ飲料も調べてみました。
| 商品名 | 砂糖の含有量(g) | 角砂糖個数(個) |
|---|---|---|
| ポカリスウェット | 23.5 | 7 |
| アクエリアス | 31.0 | 10 |
このように体に良さそうなイメージのスポーツ飲料でさえ、かなりの砂糖の量が含まれています。
なので暑いからとスポーツドリンクを大量に飲むのは、糖尿病などの病気リスクが高まりますので注意が必要です。
果汁100%ジュースに角砂糖何個分入っているの?
果汁100%ジュースに砂糖が含まれているのかと言うと、果汁100%ジュース500mlあたり角砂糖あたり約12~15個の砂糖が含まれていると言われています。
果汁100%ジュースは2パターンに分けられて「ストレートタイプ」と「縮還元タイプ」があり
「濃縮還元タイプ」に砂糖が含まれています。
濃縮還元タイプとは、果物を絞ってそのままジュースにしているのではなく、濃縮した果汁をさらに水分などで薄めて100%にしています。
それによって薄まった甘さなどをカバーするために砂糖が使用されるので、濃縮還元タイプには砂糖が含まれています。
ですから、濃縮還元タイプの果汁100%ジュースにも砂糖が含まれているので、飲み過ぎには注意が必要です。
体内に糖分が増えると、体はそれを薄めようとさらに水分が欲しくなります。
これが甘い飲み物を飲むと、余計に喉が渇くメカニズムなのです。
砂糖が入っていないジュースはある?
数あるジュースの中で、砂糖が含まれていないのがポンジュースです。
ポンジュースは、先ほど紹介した「ストレートタイプ」の果汁100%ジュースに分類されます。
ポンジュースは砂糖やその他の甘味料は一切使用されておらず、ポンジュースの甘さは、果汁本来の甘さとなっています。
どれくらいの果汁が含まれているかと言うと、100mlあたり、果実約1.5個分から絞った分の果汁が含まれています。
まとめ:ジュースの砂糖の量を知って健康管理を!

まとめると、
- ジュースに含まれている砂糖の量が一番多いのは、コカコーラの56.5グラム角砂糖約19個
- 果汁100%ジュースの「 濃縮還元タイプ 」には砂糖が含まれている
- ポンジュースは「 ストレートタイプ 」の果汁100%ジュースに分類され砂糖は含まれていない
普段、口にしているジュースには想像以上の砂糖が使用されていることが分かりました。
しかし、健康に気を使って全くジュースを飲まないのは現実的に難しいですよね。
ほどほどに飲むことを意識し、喉が渇いたら、砂糖が少ないジュースや砂糖が含まれないジュースやお茶や水を飲むことが健康につながります。
記事内でご紹介したポンジュースは、スーパーやドラッグストアなのでも購入が可能ですので、ぜひお試しください。



