「自転車のヘルメットって、どこで売ってるの?」と迷う方は意外と多いです。
最近では、自転車専門店やホームセンター、スポーツ用品店、ネット通販など、さまざまな場所で購入できます。
また2023年の法改正により、すべての自転車利用者にヘルメットの着用が推奨されるようになりました。
でも、「どんなヘルメットを選べばいいの?」「価格や安全性の違いは?」と迷ってしまう方も多いはず。
そこで本記事では、自転車ヘルメットが買える場所・選び方・おすすめモデル5選をわかりやすく紹介します。
あなたにピッタリのヘルメットを見つけて、安全なサイクリングを楽しみましょう!
自転車ヘルメットはどこで売ってる?実店舗と通販の違い
「自転車ヘルメットを買おう!」と思っても、どこで購入できるのか分からずに迷ってしまう方が多いのも事実。
ヘルメットは、実店舗とネット通販の両方で購入可能ですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
実店舗で売っている場所
自転車ヘルメットは、次のような実店舗で販売されています。
- 自転車専門店(例:サイクルベースあさひ、Y’s Road など)
→本格的なスポーツ用から街乗り用まで、幅広い種類を扱っている
→店員さんに相談しながら、自分に合ったヘルメットを選べる
→試着できるので、サイズ感やフィット感を確認できる - ホームセンター(例:カインズ、コーナン、DCM など)
→比較的リーズナブルな価格帯のヘルメットが多い
→取り扱い種類は少なめだが、気軽に購入できる - スポーツ用品店(例:スポーツデポ、ゼビオ など)
→スポーツ向けのヘルメットが充実している
→ブランド品を多く取り扱っていることが多い - 家電量販店(例:ビックカメラ、ヨドバシカメラなど)
→電動自転車の販売が増えたことで、ヘルメットも取り扱う店舗が増えている! - リサイクルショップ(例:オフハウス、セカンドストリートなど)
→安く手に入ることもあるが、サイズや状態の確認が必要
実店舗で購入する最大のメリットは、「実際に試着してサイズ感やフィット感を確かめられること」です。
ヘルメットはサイズが合っていないと安全性が損なわれてしまうので、可能であれば試着してから購入するのがおすすめです。
ネット通販で買う場合
最近では、多くの人がネット通販を利用してヘルメットを購入しています。
主な購入先は以下の通りです。
- Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング
→豊富な種類の中から選べる
→実店舗より安いことが多い
→レビューを参考にしながら選べる - 自転車専門店のオンラインショップ
→Y’s Roadやサイクルベースあさひなどが運営する通販サイト
→店舗で売っているのと同じヘルメットを購入できる
ネット通販の最大のメリットは、「種類が豊富で、実店舗より安く買えることが多い 」点です。
Amazonなら翌日配送、楽天ならポイント還元を活用できるのも魅力ですね!
実店舗に行かなくても、自宅でじっくり選べるのは便利ですね。
ただし、試着ができないためサイズ選びには注意が必要です。
どこで買うのがベスト?
「実店舗とネット通販、どちらで買うべき?」と悩んだら、試着が必要かどうかを基準に考えるといいですよ。
- 初めてヘルメットを買うなら…実店舗がおすすめ!(サイズ感やフィット感を確認できる)
- リピート購入なら…ネット通販がおすすめ!(すでにサイズがわかっていれば、お得に買える)
特にスポーツタイプのヘルメットは、頭の形によってフィット感が違うので、初めての人は一度お店で試してから購入するのが安心です。
自転車ヘルメットは必要?法律と安全性について
「自転車ヘルメットって本当に必要なの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
実は、事故の際のケガを大幅に減らせる重要なアイテムなんです。
ここでは、ヘルメットの必要性や法律について解説します。
ヘルメット着用で事故のリスクを大幅に軽減
自転車事故の際、頭部を守れるかどうかで生存率が大きく変わることがわかっています。
- ヘルメットを着用すると、頭部損傷のリスクを約70%減らせる(国土交通省の調査より)
- 自転車事故の死亡原因の約6割が「頭部損傷」
自転車は車と比べて体がむき出しなので、転倒時に頭を打つ危険性が高いです。
特に電動アシスト自転車やロードバイクはスピードが出やすいため、転倒時の衝撃を和らげるためにもヘルメットの着用は非常に重要です。
自転車ヘルメットの着用は義務化されている?
2023年4月から、全ての自転車利用者にヘルメットの着用が努力義務化されました。
- 以前のルール:13歳未満の子どもはヘルメット着用が「努力義務」
- 現在のルール:年齢に関係なく、全ての自転車利用者にヘルメットをかぶるよう努める必要がある
「努力義務」というのは、法律で強く推奨されているものの、違反しても罰則はないという意味です。
ただし、一部の自治体では条例でヘルメット着用を義務化しているところもあります。
たとえば、東京都港区では区内で自転車に乗るすべての人にヘルメットの着用を義務付ける条例 が施行されました。
今後、他の自治体でも同様の動きが広がる可能性があります。
ヘルメット着用を迷っているなら…
「努力義務なら、別にしなくてもいいかな?」と思うかもしれません。
でも、事故のリスクを考えると、ヘルメットをかぶるのがベストな選択です。
特に、
✅ 通勤・通学で自転車をよく使う人
✅ ロードバイクやクロスバイクなどスポーツタイプに乗る人
✅ 電動アシスト自転車を利用する人
✅ 子どもや高齢者の方
こういった人は、ヘルメット着用で安全性を高めることを強くおすすめします。
ヘルメットを購入した後、自転車のどこに置くかに関してはコチラの記事でまとめてあります。
⇒自転車のヘルメットはどこに置く?盗難防止用ヘルメットロックが便利な理由
最近では、帽子型ヘルメットやカジュアルなデザインのものも増えてきています。
「ダサいからかぶりたくない…」という方も、おしゃれなヘルメットを選べば、自然に着用しやすくなりますよ!
自転車ヘルメットの種類と選び方
自転車ヘルメットにはさまざまな種類があり、用途によって適したモデルが異なります。
ここでは、代表的な種類と選ぶ際のポイントを解説します。
自転車ヘルメットの主な種類
- 街乗り・シティサイクル向け
→普段使いしやすいシンプルなデザインが多く、軽量でかぶりやすい
→帽子型やカジュアルなデザインのものもあり、おしゃれな選択肢も増えている
→例:通勤・通学、ママチャリ、電動アシスト自転車など - スポーツ用(ロードバイク・クロスバイク向け)
→軽くて通気性が良く、長時間の使用に適している
→エアロダイナミクス(空気抵抗軽減)を考えた設計のものが多い
→例:ロードバイク、クロスバイク、MTBなど - 子ども用・キッズ向け
→軽量で安全性が高く、カラフルなデザインが多い
→あご紐の調整がしやすく、転倒時の保護性能が高い
→例:幼児〜小学生向け、補助輪付き自転車、キックバイクなど - BMX・マウンテンバイク(MTB)用
→顔全体を保護する「フルフェイス型」のモデルが多い
→ダウンヒルやジャンプなど、激しい動きを伴うシーンで使用される
→例:BMX、ダウンヒルMTBなど
自転車ヘルメットの選び方
「どんなヘルメットを選べばいいの?」と迷ったら、以下のポイントをチェックしましょう!
✅ サイズ・フィット感をチェック
- 頭囲(おでこの周囲)を測り、適切なサイズを選ぶ
- 調整ダイヤル付きのモデルならフィット感を微調整できる
✅ 安全規格を確認
- 日本のJCF(日本自転車競技連盟)やSGマーク、海外のCE規格などの安全基準を満たしているものを選ぶと安心
- 海外では「CE規格(ヨーロッパ)」や「CPSC(アメリカ)」の基準を満たしているものも◎
✅ 通気性・軽さを重視
- 長時間使用するなら、通気孔(ベンチレーション)の多いモデルが快適
- 重さは200〜300g程度のものが負担が少ない
✅ デザインと使いやすさも考慮
- 服装や自転車の雰囲気に合うデザインを選ぶと違和感がない
- シールド付きなら、サングラス不要で日差しや風を防げる
【初心者におすすめの選び方】
- 普段使いなら →「街乗り用」+軽量モデル
- スポーツ走行なら →「エアロヘルメット」+通気性重視
- 子ども用なら →「軽量&安全性の高いもの」+フィット感をチェック
サイズの目安としては以下の通りです。
- S:51〜55cm
- M:55〜59cm
- L:59〜63cm
- 日本人の頭囲の平均:男性約57.5cm、女性約55cm
初心者の方は、まずは「サイズが合っていて、軽くてかぶりやすいもの」を選ぶと失敗が少ないですよ!
おすすめの自転車ヘルメット5選【初心者向け】
「どのヘルメットを選べばいいの?」と迷う方のために、初心者向けのおすすめヘルメットを5つ紹介します!
街乗り用・スポーツ用・子ども用のバランスを考えて選びました。
① OGK Kabuto CANVAS-URBAN(街乗り向け)
✅ シンプル&スタイリッシュなデザイン
✅ サイズ調整ダイヤル付きでフィット感抜群
✅ 通勤・通学にぴったり
「ヘルメットをかぶるとダサいかも…」と気になる方におすすめ!
シンプルなデザインで、普段着にもなじみやすいモデルです。
② GIRO REGISTER(スポーツ向け)
✅ 軽量で長時間かぶっても疲れにくい
✅ 22個の通気孔で蒸れにくい
✅ コスパが良く、ロードバイク初心者に最適
スポーツタイプのヘルメットは高価なものが多いですが、GIRO REGISTERは1万円以下で手に入るお手頃モデル。
ロードバイクやクロスバイクに乗る人におすすめです!
③ KASK MOJITO3(本格スポーツ向け)
✅ 欧州の厳しい安全基準「WG11テスト」認証済み
✅ 軽量&高強度でプロ選手も使用するレベル
✅ エアロ性能が高く、ロードバイクに最適
「とにかく性能のいいヘルメットが欲しい!」という方にぴったり。
安全性・デザイン・快適性を兼ね備えた本格派モデルです。
④ OGK Kabuto PAL(子ども用)
✅ 軽量で首に負担がかからない設計
✅ サイズ調整が簡単で長く使える
✅ カラフルなデザインで子どもも喜ぶ
「子どもにヘルメットをかぶらせたいけど、嫌がるかも…」という場合は、デザインがかわいいものを選ぶと◎
このモデルはカラーバリエーションが豊富なので、お気に入りの色を選べます!
⑤ ROCKBROS 超軽量ヘルメット(コスパ重視)
✅ 安全規格をクリアしつつ、価格がリーズナブル
✅ 通気性がよく、快適に使える
✅ 初めてのヘルメットにぴったり
「とりあえず試してみたい」という人に最適なモデル。
コスパがよく、街乗りから軽いスポーツライドまで幅広く対応できます。
今回紹介したヘルメットは、すべて安全性・デザイン・価格のバランスが取れた初心者向けのモデルです。
自分の用途や好みに合ったものを選んで、快適な自転車ライフを楽しみましょう!
まとめ:安全&快適な自転車ライフを!
自転車ヘルメットは、安全性を確保しながら快適に走るための必須アイテム です。
「どこで買える?」「どんな種類がある?」と迷った方も、この記事を参考にしていただければ、自分に合ったヘルメットを見つけやすくなるはず!
ぜひ、安全で快適な自転車ライフを楽しんでくださいね!