池袋駅でそばを食べるなら、お店選びは「目的別」に絞るのが正解です。
駅ナカでさっと済ませたい人もいれば、時間をかけて味を楽しみたい人、夜に一人で落ち着いて食べたい人もいますよね。
池袋駅周辺にはそば店が多いため、何となく選ぶと「思っていたのと違った」と感じやすいのも事実です。
そこで本記事では、池袋駅でそばを食べる際、時間がない時・味を重視したい時・夜や一人利用・深夜帯といった利用シーンごとに、池袋駅周辺で使いやすいそば店を整理しました。
今の状況に合ったお店が分かれば、池袋駅のそば選びで迷うことはありません。
これから向かう人も、これから探す人も、まずは自分の目的に近い項目からチェックしてみてください。
時間がない人向け|池袋駅でさっとそばを食べたいなら

池袋駅でそばを食べる時間がほとんど取れない場合は、改札内・改札直結のそば店を選ぶのが最短です。
駅の外へ出る必要がないため、移動ロスがなく、乗り換え前後でも安心して利用できます。
このタイプのそば店は、提供スピードが早く、短時間で食事を終えたい人向け。
味は安定感重視で、混雑する時間帯でも回転が良く、長く待たされにくい傾向があります。
いろり庵きらく 池袋店
JR池袋駅構内にあり、朝から夜まで営業している生そば系の駅ナカ店舗です。
立ち食いと簡易的な座席があり、通勤・通学前や乗り換え途中でも使いやすいのが特徴。
そばはコシがあり、駅そばの中では比較的しっかりした味わいです。
爽亭(そうてい)JR池袋駅中央口(改札内)
昔ながらの立ち食い駅そばスタイルで、とにかく提供が早いのが強みです。
朝や昼のピークタイムでも流れが良く、「急いでいる時に確実に使える店」として根強い人気があります。
味はシンプルで、毎日でも食べやすいタイプ。
大江戸そば 池袋店
改札近くにあり、価格が手頃で利用しやすいチェーン系そば店です。
立ち食い中心ですが、時間帯によっては比較的落ち着いて食べられることも。
早朝から夜まで幅広く使えるため、時間を選ばず立ち寄りたい人に向いています。
これらの店舗は、「池袋駅でそばを食べたいけれど、外へ出る余裕がない」という状況で最も頼りになる存在です。
スピード重視の日は、まず駅ナカを選ぶ。これだけ覚えておけば失敗しません。
味をしっかり味わいたい人向け|落ち着いて食べられる池袋駅のそば
時間に少し余裕があり、「せっかくなら美味しいそばを食べたい」という人は、駅ナカや立ち食いではなく、駅周辺の専門店を選ぶのがおすすめです。
池袋は繁華街のイメージが強いですが、実は老舗や評価の高いそば店も点在しています。
このタイプのお店は、提供スピードよりもそばの香り・つゆの深み・食後の満足感を重視したい人向け。
昼時は混みやすいものの、落ち着いて座って食べられるのが大きな魅力です。
梟(ふくろう)小路
池袋駅西口側にある、手打ちそばで知られる人気店です。
駅前の喧騒から少し離れた場所にあり、池袋駅西口から徒歩5〜6分ほど。
その分、周囲は落ち着いていて、ゆっくり食事をしたい人に向いています。
店内は比較的静かで、そばの香りが強く、つゆも濃すぎず上品な味わい。
「池袋でちゃんとしたそばを食べたい人」に選ばれている一軒です。
昼は会社員や常連客が多く、夜は一品料理と一緒にそばを楽しむ人も見られます。
昼はランチ利用が多く、昼〜夕方にかけてがメイン。
夜も営業していますが、遅い時間までやっているタイプではないため、仕事帰りなら30分ほど余裕がある日の利用がおすすめです。
十割手打ちそば 美蕎(BIKYO)
東口エリアにある、落ち着いた雰囲気で食事ができるそば店です。
池袋駅東口からは徒歩10分ほどで、駅から近すぎず遠すぎない立地。
ただしお店は地下にあるので、来店される際は注意してくださいね。
昼時でも比較的ゆっくり食べられるのが特徴です。
昼・夜ともに営業しているため、時間を選んで落ち着いてそばを味わいたい人に向いています。
しかし深夜営業ではないため、夜遅くの場合は注意が必要です。
そばは喉ごしが良く、天ぷらなどのサイドメニューも丁寧に作られています。
「立ち食いは落ち着かない」「一人でも静かに食べたい」という人に向いており、池袋駅近くで“食事としてのそば”を楽しみたい時に使いやすいお店です。
夜や一人利用でも入りやすい池袋駅のそば店
池袋駅で夜にそばを食べたい時、一番困るのが「騒がしさ」と「入りづらさ」です。
居酒屋の延長のような店だと落ち着かず、逆に高級すぎると一人では気後れしてしまう。
ここでは、夜でも一人で自然に入れて食事としてそばを楽しめる店という視点で選びました。
手打ちそば 宮城野|静かに食事をしたい夜に向く一軒
手打ちそば 宮城野は、池袋駅東口から徒歩約2分。
駅近ながら雑居ビルの一角にあり、外のにぎわいから一歩離れた落ち着いた空間が特徴です。
店内はカウンター中心で、一人でも入りやすい雰囲気。
手打ちそばらしい香りとコシがあり、夜でも「軽く」ではなく、きちんと食事としてそばを味わいたい人向けの一軒です。
夜は21時ラストオーダーのため、仕事帰りに立ち寄る場合は少し早めの入店が安心。
お酒を飲まず、そばを主役に静かに食べたい人に向いています。
十割蕎麦 鴨料理 ならや
池袋駅東口から徒歩約5分。
大通りから一本入った場所にあり、夜でも比較的落ち着いて利用できます。
十割そばを中心に、鴨料理などの軽いつまみも用意されており、「軽く一杯」よりも「夜ごはんとしてそばを食べたい人」に向いた店です。
店内は派手さはありませんが、その分一人でも入りやすく、周囲を気にせずゆっくり食事ができます。
女性客が多く、ジャズが流れるおしゃれな空間です。
夜営業は21時前後まで(ラストオーダー20時半)なので、遅すぎない時間帯の利用がおすすめです。
夜の池袋でそばを選ぶなら「静かさ」を基準に
夜の池袋は選択肢が多い分、店選びを間違えると落ち着きません。
一人利用なら、
- カウンターがある
- そばが主役の店
- 夜でも照明・雰囲気が落ち着いている
この条件を満たす店を選ぶと、満足度が高くなります。
深夜・24時間帯にそばを食べたい人向け|富士そば(池袋)
終電後や遅い時間帯になると、池袋で選べるそば店は一気に限られます。
その中で安定して使えるのが、24時間営業の富士そばです。
池袋駅周辺には複数店舗があり、「深夜でも確実に開いている」「一人で入りやすい」という点で、この時間帯ではほぼ唯一の選択肢になります。
富士そば 池袋東口店
池袋駅東口から徒歩すぐ。
サンシャイン方面へ向かう途中にあり、人通りが多いため深夜でも入りやすい立地です。
24時間営業で、時間を気にせず利用できるのが最大の強み。
カウンター中心の店内なので、一人利用が前提の空気感で、長居せずサッと食べて帰りたい人に向いています。
終電後や、飲み会帰りに「とりあえず何か食べたい」という場面では、迷わず選べる安心感があります。
富士そば 池袋西口店
池袋駅西口側にも富士そばがあり、東口と同様に深夜・早朝まで営業しています。
西口は飲食店が多いエリアですが、富士そばは比較的落ち着いた客層が多く、夜遅い時間でも一人で入りやすいのが特徴です。
駅から近く、移動途中に立ち寄りやすいため、「帰る前に軽くそばだけ食べたい」という使い方に向いています。
深夜帯は「選べるかどうか」より「確実に開いているか」
深夜の池袋では、味や雰囲気よりも確実に営業しているかどうかが最優先になります。
富士そばは、
- 24時間営業
- 提供が早い
- 一人利用が前提
という点で、この時間帯のニーズに完全に合っています。
「選択肢がない時間帯に、迷わず入れる店」として、深夜・早朝利用では非常に頼れる存在です。
まとめ|池袋駅でそばを選ぶなら「利用シーン」で決める

池袋駅周辺は飲食店が非常に多く、そば屋も選択肢が豊富です。
その分、「なんとなく」で選ぶと、思っていた使い方とズレてしまうことも少なくありません。
池袋駅でそばを食べるときは、今の時間帯と目的に合わせて店を選ぶことが、満足度を高める一番の近道です。
時間がないときは駅近で提供が早い店を、落ち着いて味わいたいときは一人でも入りやすい個人店を。
夜遅い時間帯なら、確実に営業している店を選ぶだけで迷わず済みます。
池袋は「選択肢が多すぎて迷う駅」ですが、逆に言えば、使い分けさえできればとても便利なエリアです。
その日の予定や気分に合わせて、この記事で紹介した店舗を思い出してもらえれば、池袋駅でのそば選びに困ることはなくなるはずです。
【参考】

