薬瓶のビニールの意味とは?開封後に捨てるかどうかを含め解説します

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薬瓶のビニールの意味とは? 雑学
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普段、何気なく買って飲んでいる錠剤の薬。

 

その錠剤の薬瓶の中に入っているビニールは、ただの緩衝材なんです!

 

開封後も大事に取っておいて、薬を飲んだ後にビニールを元に戻してフタを締めていた方、これからはすぐに捨ててください。

 

これは以前、世界一受けたい授業というTV番組で放送されたこともあるんです。

 

良く見ると、錠剤の説明書にも記載されているんです。

 

では早速ビニールの意味からみていきましょう。

 

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薬瓶の中のビニールの意味

ご覧のように薬瓶には、瓶の上の方にビニールが詰め込んであります。

 

瓶の大小に関わらず必ず入っています。

 

このビニールには次のような意味があります。

 

  • 薬が運送中に破損しないように保護する役割(緩衝材)

 

運搬中の衝撃で薬が砕けるのを防ぐのが目的なのです。

 

その他には特に意味はありません。

 

錠剤の薬はそれほど固くは造られていませんので、このような緩衝材が必要になるんですね。

 

ですので、開封後の薬の保管にこのビニールを使用する理由はないのです。

 

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薬瓶のビニールを捨てる理由

先ほど、ビニールの意味についてお話ししました。

 

では、逆に捨てた方が良い理由についてもお話しておきます。

  1. ビニールは湿気を帯びやすいので、湿気が溜まり品質が変わる元になる
  2. 外に出したビニールに異物が付着し、瓶の戻す際混入する恐れがある
  3. 薬を出す時に、ビニールに引っ掛かった錠剤がこぼれる可能性がある

 

このようにをそのまま残しておくことは、デメリット以外の何者でもありません

 

特にビニールにばい菌が付着して、そのまま瓶の中に戻すと考えるとゾッとしますよね。

 

では次に、その証拠となる取り扱い説明書を見てみましょう。

 

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証拠となる取り扱い説明書

これは、大正製薬の新ビオフェルミンS錠の取り扱い説明書の一部です。

 

(2)の項目にしっかりと記載されています。

 

ビンの中の詰め物は、フタをあけた後はすててください。
(詰め物を再びビンに入れると湿気を含み品質が変わるもとになります。
詰め物は、運送中に錠剤が破損するのを防止するためのものです。)

 

なかなか薬の説明書は、読まないですからね。

 

ついつい面相なので、1回に飲む量や回数くらいしか説明書を読まずに、薬を使用してしまっている方も多いと思われます。

 

説明書に書いてあるので、その通りに使いましょう。

 

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なぜビニールをそのままにしてしまう人が多いのか?

薬瓶のビニールは開封後に捨てるべきものですが、実際にはそのまま瓶に戻して使い続けてしまう人も少なくありません。

 

では、なぜ多くの人がビニールを捨てずに戻してしまうのでしょうか?

 

1. 親や家族の習慣をそのまま受け継いでいる

昔から家族が薬のビニールを捨てずに戻していたため、それが当たり前だと思い込んでいる人が多いです。

 

特に年配の方ほど、「薬のビニールは元に戻すもの」という考えを持っている傾向があります。

 

2. ビニールにも意味があると思っている

「ビニールが入っているのには理由があるはず」と考え、開封後も必要なのではないかと思ってしまうケース。

 

特に説明書を読まない人ほど、誤解したまま使い続けている可能性が高いです。

 

3. なんとなく捨てるのがもったいないと感じる

ビニール自体は小さいものですが、「まだ使えるかも」と思うと、つい捨てずに取っておきたくなる心理が働きます。

 

4. 説明書をしっかり読んでいない

薬の説明書にはしっかりと「ビニールは捨てる」と書かれていることが多いですが、そもそも説明書を読まずに使っている人も多いのが現実です。

 

このような理由から、多くの人がビニールを捨てずに使い続けてしまうのです。

 

でも、すでにお伝えしたように、開封後はすぐに捨てたほうが安全です!

 

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薬の正しい保管方法とは?

薬瓶のビニールを開封後に捨てるのは大切ですが、それだけでは不十分です。

 

薬を安全に使用するためには、適切な保管方法を知っておく必要があります。

 

ここでは、薬の品質を保つための正しい保管方法を解説します。

 

1. 直射日光を避ける

薬は高温や光に弱いものが多いため、直射日光が当たる場所に置くのはNGです。

 

特に、窓際や車内などは温度が上昇しやすく、薬の成分が変質する恐れがあります。

 

保管する際は、光が当たらない涼しい場所を選びましょう。

 

2. 湿気の多い場所に置かない

湿気は薬の大敵です。

 

特に錠剤や粉薬は、湿気を吸収すると成分が変化し、効果が落ちてしまうことがあります。

 

そのため、浴室やキッチンなどの湿気が多い場所での保管は避けるようにしましょう。

 

 

3. 子供の手の届かない場所に保管する

誤飲事故を防ぐため、小さな子供のいる家庭では特に注意が必要です。

 

子供が簡単に開けられないよう、高い棚や鍵付きの保管箱に入れるのが安心です。

 

4. 乾燥剤を活用する

薬瓶にビニールを戻さない代わりに、市販の乾燥剤を入れるのはOKです。

 

ただし乾燥剤が直接薬に触れないようにするため、小さな袋に入れるか別の方法で湿気対策をすると良いでしょう。

 

5. 冷蔵庫保管が必要な薬は専用のケースに入れる

一部の薬(インスリンや特定の抗生物質など)は冷蔵保存が必要ですが、冷蔵庫内は湿気が多いため、そのまま置くと湿気を吸ってしまいます。

 

冷蔵保存が必要な薬は、密閉できる容器や専用の保管ケースに入れて保存するようにしましょう。

 

このように、薬を正しく保管することで、品質を保ち、安全に使用できます。

 

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間違った薬の保存方法で起こり得るトラブル

薬を誤った方法で保管すると、品質が劣化したり、最悪の場合は健康被害につながることもあります。

 

ここでは、よくある間違った保管方法と、それによって起こり得るトラブルを紹介します。

 

1. 湿気の多い場所での保管 → 薬が変質する

薬を 浴室やキッチンなど湿気の多い場所に置いていると、錠剤がふやけたり粉薬が固まってしまうことがあります。

特に薬瓶のビニールを戻してしまうと湿気を吸収しやすくなり、薬の品質が低下する原因になります。

 

対策 → 乾燥剤を入れる、風通しのよい場所で保管する

 

2. 直射日光や高温の場所での保管 → 成分が劣化する

薬を窓際や車の中、ストーブの近くに置くと、温度の変化によって成分が劣化することがあります。

 

特に シロップやカプセルタイプの薬 は、高温に弱いため注意が必要です。

 

対策 → 直射日光の当たらない涼しい場所で保管する

 

3. 冷蔵庫に入れる → 湿気を吸ってしまう

「薬は冷蔵庫に入れれば安心」と思っている人も多いですが、これは薬によっては逆効果になります。

 

冷蔵庫内の湿度が高いため、錠剤が湿気を吸ってしまい、カビが生えたりすることも。

 

対策 → 冷蔵保存が必要な薬は、密閉できる容器や乾燥剤と一緒に保管する

 

4. 子供の手が届く場所に置く → 誤飲の危険性

テーブルの上やリビングの棚に薬を置いておくと、小さな子供が誤って飲んでしまうリスクがあります。

 

特に カラフルな錠剤や甘いシロップタイプの薬 は、お菓子と勘違いされやすいです。

 

対策 → 子供の手の届かない高い場所や、鍵付きのケースで保管する

 

5. 古い薬をそのまま放置 → 使用期限切れの薬を飲んでしまう

薬には使用期限がありますが、「まだ大丈夫だろう」と思って使い続ける人もいます。

 

期限切れの薬は 効果が薄れるだけでなく、副作用が強まるリスクもあるため注意が必要です。

 

対策 → 定期的に薬の整理をし、期限切れのものは適切に処分する

 

このように、間違った保管方法によって薬が劣化したり、健康被害につながる可能性があります。

 

正しい保管方法を守り、安全に薬を使用しましょう!

 

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まとめ:薬瓶のビニールは捨てるのが正解!

まとめ

まとめると、

  • 薬瓶のビニールは運送中に錠剤が破損するのを防ぐ役割がある
  • ビニールはそのまま入れておくと、湿気やすく錠剤の品質の変化の原因になる
  • 更にビニールの出し入れによって異物の混入や、錠剤をこぼす原因になる

 

とにかく、薬瓶のビニールは開封後にすぐに取って捨てた方が良いということです。

 

今回は大正製薬のビオフェルミンSという錠剤でお伝えしましたが、他の薬も同様の説明が説明書や外箱に書いてあります。

 

ちなみに新ビオフェルミンSの公式ページはコチラです↓

⇒新ビオフェルミンS公式

 

気になる方は、今一度説明書を読んでみて下さい。

 

すでに説明書や外箱を捨ててしまっている方は「錠剤名 説明書」で検索すると公式サイトで見ることが出きます。

 

この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^^♪

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