東京駅のみどりの窓口は、全国から人が集まる一大交通拠点です。
出張や旅行、帰省のタイミングが重なると、窓口前には長蛇の列ができることもしばしばあります。
スムーズに切符を手に入れたい方にとって、混雑の時間帯を知っておくことはとても重要です。
この記事では、東京駅のみどりの窓口が混みやすい曜日と時間帯、比較的空いているタイミング、さらには代替手段までをわかりやすくご紹介します。
事前に情報を押さえて、無駄な待ち時間を減らしていきましょう。
比較的空いている時間帯とタイミング
混雑を避けてスムーズに手続きをしたいなら、比較的空いている時間帯を狙うのがコツです。
東京駅のみどりの窓口では、以下の時間帯が比較的空いています。
空いている時間帯の目安
- 早朝（7時～8時台）
→ 開店直後はまだ人も少なく、駅構内も落ち着いています。
通勤前の早い時間なら、待ち時間ほぼゼロで対応してもらえることもあります。
- 午後13時〜15時頃（平日のみ）
→ お昼の混雑が一段落し、夕方の混雑ピーク前のタイミングです。
特に火曜〜木曜は比較的空いています。
空いている曜日の傾向
- 月曜の午後
→ 週末の移動ラッシュが終わり、比較的余裕のある時間帯です。 - 火曜〜木曜（祝日でない日）
→ 平日の中でも中日（なかび）は利用者が少なめです。
天気が悪い日や、イベントがない平常日も狙い目です。
逆に、新幹線の運休・遅延があった翌日は、振替や変更の手続きで混雑しやすくなるため注意が必要です。
時間に余裕を持って訪れることで、混雑のストレスを大きく軽減できます。
混雑時に使える！みどりの窓口の代替手段3選
東京駅のみどりの窓口が混雑しているとき、列に並ぶ以外にも切符を購入・変更する方法はいくつかあります。
ここでは、待ち時間を大幅にカットできる代替手段を3つご紹介します。
① 指定席券売機（みどりの券売機）
みどりの券売機は、JRの指定席や自由席、新幹線のきっぷなどが購入できる自動券売機です。
タッチパネル式で操作も簡単。
多言語対応している機種もあり、外国人旅行者にも使いやすく設計されています。
【おすすめポイント】
- 早朝〜深夜まで利用可能（一部は始発〜終電まで稼働）
- 混雑している窓口を横目に、数分で発券完了
- クレジットカードや交通系ICにも対応
※発券できる内容には一部制限があるため、特殊な変更や払い戻しは窓口対応となります。
② 「えきねっと」からの事前予約＋券売機で受取
JR東日本が提供するオンライン予約サービス「えきねっと」では、新幹線や在来線特急のきっぷをスマホやPCから簡単に予約できます。
事前に予約しておけば、駅で並ぶ必要はなく、指定席券売機で受け取るだけ。
【おすすめポイント】
- スマホから24時間予約可能
- 口に行かずに、券売機だけで受取完了
- 一部の列車は「えきねっと割引」でお得に購入可能
③ モバイルSuicaの「タッチでGo!新幹線」
モバイルSuicaを使っていれば、紙のきっぷすら必要ありません。
「タッチでGo!新幹線」サービスを使えば、事前にアプリで設定するだけで、改札にタッチしてそのまま乗車可能です（自由席のみ対象）。
【おすすめポイント】
- チケットレスでそのまま乗れる
- 並ぶ必要がまったくない
- スマホひとつで完結、旅先でも便利
このように、みどりの窓口に頼らずにきっぷを手配する手段はどんどん増えています。
状況に応じて上手に使い分けることで、東京駅での移動もストレスフリーになります。
「えきねっと」や指定席券売機の使い方と注意点
「えきねっと」と指定席券売機は、みどりの窓口を使わずにきっぷを購入・受け取れる便利なサービスです。
ただし、使い方にはいくつかポイントや注意点もありますので、ここで詳しくご紹介します。
「えきねっと」の使い方（予約〜受取まで）
- 会員登録をする
公式サイト（https://www.eki-net.com/）またはアプリから会員登録を行います（無料）。 - 乗車区間・日時・列車を選ぶ
新幹線や特急列車の時刻や座席の空き状況を検索し、乗りたい列車を予約。 - 支払い方法を選択し決済する
クレジットカード決済が基本となります。 - 駅で受け取り or モバイル利用
紙のきっぷが必要な場合は、指定席券売機や一部の自動改札機で受け取り可能。モバイルSuica連携でチケットレス乗車も可能です（対象列車のみ）。
【注意点】
- 予約は乗車前日23:50まで（列車によっては当日予約も可能）
- 一部区間ではモバイル乗車に非対応のため、必ず対象エリアを確認
- 券売機受け取りには、予約時に使用したクレジットカードが必要
指定席券売機の使い方と特徴
- 「指定席券売機」または「みどりの券売機」を探す
東京駅構内には多数設置されていますが、設置場所は事前に確認しておくと安心です。 - 画面操作で「きっぷを買う」「受け取る」を選択
「えきねっと」予約済みの場合は「受け取る」からスタートします。 - クレジットカード・予約番号・電話番号などを入力
スムーズに進めるために、必要情報はあらかじめ準備しておきましょう。 - きっぷを受け取って完了
【注意点】
- 一部の券売機は「えきねっと非対応」なので、対応マークのある機種を選びましょう
- 混雑時は券売機にも行列ができる場合があります（特に朝夕）
- 複雑な変更・キャンセルは窓口対応のみの場合があります
「えきねっと」と券売機をうまく組み合わせることで、並ばずにスムーズな移動が可能になります。
特に時間が読めない東京駅では、事前準備がとても大切です。
東京駅みどりの窓口の基本情報と場所
東京駅には複数の「みどりの窓口」が設置されており、それぞれの場所によって混雑状況や対応可能なサービスが少しずつ異なります。
事前に位置や営業時間を把握しておくことで、よりスムーズに行動できます。
【東京駅のみどりの窓口の主な設置場所】
- 丸の内側 みどりの窓口（中央改札口付近）
→ 観光客やインバウンド利用が多く、やや混雑しやすい傾向です。 - 八重洲中央口 みどりの窓口
→ 新幹線乗り場に近く、ビジネス利用が多いエリア。早朝や平日午後は比較的スムーズ。 - 地下中央みどりの窓口（丸の内地下中央口付近）
→ 地下鉄からのアクセスが良く、地上の窓口よりは混雑が緩やかなこともあります。
【営業時間】（2025年4月時点）
- 基本営業時間： 6:00〜22:00（窓口により若干異なる）
※年末年始や特別ダイヤ時には変更されることがあります
【補足ポイント】
- どの窓口も「全国のJRのきっぷ」が取り扱い可能です（一部除外あり）
- 専用の「訪日旅行者向け窓口（JR EAST Travel Service Center）」も八重洲側に設置されています
- 旅行商品（ツアー）やJRパス関連の対応も窓口によって異なります
東京駅はとても広く、初めての方は目的の窓口まで迷ってしまうこともあります。
構内案内図や駅ナカナビアプリなども活用して、スムーズに移動できるようにしておきましょう。
まとめ：みどりの窓口に並ばないためのベストな行動パターン
東京駅のみどりの窓口は便利な反面、混雑に巻き込まれると大幅に時間をロスしてしまいます。
スムーズにきっぷを手に入れるためには、タイミングとツールの使い分けがカギとなります。
【混雑回避のポイントを振り返り】
- 避けたい曜日・時間帯： 金曜〜日曜・祝日前日、午前9〜11時・夕方16〜18時
- 狙い目の時間帯： 平日13〜15時、または早朝7〜8時台
- 代替手段： 「指定席券売機」「えきねっと」「モバイルSuica（タッチでGo!新幹線）」の活用
- 事前準備： 「えきねっと」での予約と、クレカ持参でスムーズ受取
とくに出発当日は、思わぬトラブルや行列に巻き込まれる可能性もあるため、きっぷの手配は前日までに済ませておくのが安心です。
窓口に頼りきるのではなく、自分に合った方法を選ぶことで、ストレスの少ない旅が実現できます。
みどりの窓口とうまく付き合って、快適な移動時間を過ごしてくださいね。
東京駅構内には長居出来るカフェがありますので、必要であればこちらの記事も参考にどうぞ。
