プリンターで紙が2枚、3枚と重なって出てきた経験は誰しもあると思います。
印刷しようとしたら、何枚も紙が一緒に送られてしまって、うまく印刷できない…
そんな現象を「重送(じゅうそう)」と呼びます。
せっかくの資料や写真が無駄になったり、紙代もインクも無駄になったり。
何度も起こると、ストレスもたまりますよね。
でも大丈夫。
この「重送」、ちょっとしたポイントを知っておくだけで防げるケースがほとんどなんです!
この記事では、
- 重送とはそもそも何か?
- なぜ起こるのか?
- どうすれば防げるのか?
この3点を分かりやすく解説していきます。
プリンターの小さなストレスから解放されたい方、ぜひ最後まで読んでみてください!
プリンターの「重送」ってなに?基本をわかりやすく解説
「重送(じゅうそう)」とは、プリンターで印刷する際に、用紙が2枚以上同時に送られてしまう現象のことです。
本来であれば1枚ずつ用紙が送られるはず。
しかし、何らかの原因で2〜3枚が重なって印刷されてしまうため、文字や画像がずれて読めなかったり、紙が重なって出てきて使い物にならなくなったりします。
しかも、それがモノクロ印刷ならまだしも、カラー印刷だった日にはインク代のショックも倍増…。
この現象は家庭用プリンターでも、オフィスの業務用プリンターでも起こり得ます。
特に以下のような場面でよく見られます。
- コピー用紙を新しく補充した直後
- 湿度の高い部屋で印刷したとき
- 用紙がしっかりセットされていないとき
でもご安心を。
重送は、原因を知って正しく対処すれば簡単に防げるトラブルなんです。
プリンターが重送する主な原因とは?
プリンターの重送トラブルには、大きく分けて「用紙の問題」と「本体の問題」の2つの原因があります。
それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。
用紙に原因があるケース
プリンター用紙は、一見同じように見えても、ちょっとした扱い方の違いでトラブルの原因になります。
以下のようなケースが重送につながります。
- 用紙を「さばかず」にそのままセットしている
→紙同士がくっついて、まとめて送られる原因になります。 - 安価なコピー用紙を使っている
→紙粉が多く、静電気で紙が重なりやすくなります。 - 湿気を吸った紙を使っている
→紙が波打ったり、くっついたりしやすくなります。 - 古い紙と新しい紙を混ぜて使っている
→保管状況が異なるため、性質の違う紙がうまく送られず重送に。 - 用紙ガイドを締めすぎている
→紙がうまく流れず、複数枚が一緒に送られることがあります。
ちょっとした手間で防げることが多いので、次の章で解決策を紹介しますね。
プリンター本体に原因があるケース
用紙に問題がない場合は、プリンター本体側のトラブルが考えられます。
たとえばこんな症状です。
- 給紙ローラーのゴム部分が汚れている
→滑りが悪くなり、複数枚を同時に引っ張ってしまいます。 - 給紙部分にゴミや紙くずがたまっている
→用紙の流れを妨げ、重送や紙詰まりを引き起こします。 - ローラーや部品が劣化している
→本来の機能を果たせず、給紙が乱れる原因になります。
本体の清掃やメンテナンスで改善するケースが多いため、後ほど具体的な方法をご紹介します。
重送を防ぐための解決策【用紙編】
プリンターの重送トラブルは、用紙の扱い方を少し見直すだけで防げることが多いです。
ここでは、すぐにできる3つの対策をご紹介します。
1. 用紙は「さばいてから」セットする
一番多い原因が、「紙をそのままトレーに入れている」こと。
紙は出荷時にピッタリと重ねられているため、静電気や圧力でくっついている状態なんです。
対策:
- 紙の角を持って、扇のように広げる
- 軽くパラパラと指でめくる
- 空気を含ませるようにしてから整えてセット
これだけで、重送のほとんどが防げることもあります。
2. 古い紙と新しい紙は混ぜない
ついやってしまいがちなのが、古い紙が残っているトレーに新しい紙を追加すること。
ですが、保管状態が異なると、紙の湿気や質感が変わっていて、重送の原因になります。
対策:
- 残っている紙は一度すべて取り出す
- 新しい紙だけで整えてセットする
- 使い残した紙は、乾燥しないよう元の包装に戻して保管
3. 保管場所に気をつける
意外と見落とされがちなのが、紙の保管環境。
湿度が高いと紙が波打ち、静電気が強いと紙がくっつきます。
理想的な保管条件:
- 温度:20〜24℃
- 湿度:45〜55%
- 平らな場所に保管し、直射日光・空調の風が直接当たらない場所を選ぶ
- 未使用の紙は包装紙に戻し、しっかり密閉しておく
ちょっとした気配りで、紙詰まりや重送はグッと減りますよ。
重送を防ぐための解決策【本体編】
用紙に問題がないのに重送が起こる場合、次に疑うべきはプリンター本体のコンディションです。
実は、内部のローラーや給紙部分の「汚れ」「劣化」「詰まり」などが原因で、用紙が正しく送れなくなることがあります。
1. ローラー部分をやさしく清掃する
プリンター内の給紙ローラー(ゴム製のパーツ)は、用紙を1枚ずつ送るために大事な役割を果たしています。
ここがホコリや紙くず、インク汚れなどで汚れていると、紙をうまくつかめずに複数枚一緒に送ってしまうことがあります。
掃除の方法:
- 電源を切り、コンセントを抜く
- 柔らかく、毛羽立たない布を水で湿らせ、固く絞る
- ローラーのゴム部分を、優しく拭く
- 完全に乾かしてから電源を入れる
※アルコールや強い洗剤はゴムを傷める可能性があるので使用しないようにしましょう。
2. トレーや給紙口の中をチェックする
給紙トレーの奥やローラー周辺に、小さな紙くずやゴミが詰まっていると、紙送りがうまくいかず重送や紙詰まりの原因になります。
チェックポイント:
- 給紙トレーを外して中をのぞく
- 懐中電灯などでゴミがないか確認する
- ブロアーや細い綿棒などで、優しく取り除く
3. 部品の劣化はメーカーサポートへ相談
長年使っているプリンターや、使用頻度が高い機種では、ローラーや内部パーツが劣化していることもあります。
この場合、自力での改善は難しいため、一度メーカーサポートや販売店に相談するのがベストです。
また、メーカーの公式サイトには、「よくあるトラブルと対処法」が掲載されていることも多いので、型番を調べてチェックしてみましょう。
それでも直らないときの対処法
ここまでご紹介した対策を試しても重送が改善しない場合は、プリンターの機種や状態に応じた対応が必要になります。
以下のステップで、より確実な対処を行いましょう。
1. プリンターの「推奨用紙」を使ってみる
プリンターメーカーは、それぞれ使用を推奨している用紙の種類や厚みを明記しています。
もし重送が頻発している場合、現在使用している紙がプリンターに適していない可能性も。
✅ 対策:
- 取扱説明書またはメーカーHPで「推奨用紙」を確認
- 試しにその用紙に変えて印刷してみる
これだけで解決するケースも意外と多いです。
2. プリンターのソフトウェア更新(ファームウェア)を確認
一部の機種では、ファームウェアの不具合によって給紙動作に問題が出ることがあります。
✅ 対策:
- メーカー公式サイトから、最新のファームウェアが出ていないか確認
- 指示に従ってアップデートを実施
アップデートすることで、不具合が修正される場合もあります。
3. メーカー・販売店に相談する
それでも改善しない場合は、部品の交換や修理が必要な状態かもしれません。
✅ 対策:
- 保証期間内なら、無償修理・交換の対象になることも
- 古いプリンターの場合、修理費より買い替えの方が安く済むこともあるので、見積もりを取って判断しましょう
「ここまでやったのに直らない」とモヤモヤする前に、早めに専門家に相談する方がスムーズですよ!
まとめ:重送の仕組みを知って、プリンターのストレスから解放!
プリンターの重送は、誰にでも起こりうる身近なトラブル。
でも、原因と対策をしっかり知っておけば、防ぐことができるトラブルでもあります。
改めて、ポイントをおさらいしておきましょう。
✅ 重送の主な原因はこの2つ:
- プリンター用紙の静電気・湿気・セットミスなどの問題
- プリンター本体のローラー汚れや部品の劣化
✅ すぐにできる対策はこちら:
- 用紙は必ず「さばいて」からセットする
- 古い紙と新しい紙は混ぜずに使う
- 温度・湿度に気をつけて保管する
- プリンター内部のローラーや給紙口を清掃する
- 状況に応じてメーカーの推奨用紙や最新ファームウェアを使う
ちょっとした意識とメンテナンスで、重送トラブルはぐっと減らせます。
印刷ミスにイライラせず、快適なプリンター環境を整えて気持ちよく作業しましょう!
この記事が、あなたのプリンターライフのお役に立てれば幸いです😊