移動の合間にひとっ風呂入りたいとき、終電を逃した深夜、夜行バスの待ち時間、あるいは仕事終わりのリフレッシュに。
東京駅周辺で「今すぐお風呂に入りたい!」というニーズは、実はかなり多いんです。
残念ながら、東京駅のすぐそばにあるような“昔ながらの銭湯”で24時間営業しているところは存在しません。
でも少しだけ視野を広げれば、電車で10〜15分ほどでアクセスできる快適なスパやサウナ、銭湯代わりに使える施設がたくさんあります。
この記事では、東京駅からサクッと行けて、深夜や早朝でも利用可能なおすすめのお風呂スポットを5つご紹介します。
「今、入りたい!」そんなときに使える1軒がきっと見つかりますよ。
1. RAKU SPA 1010 神田【銭湯感覚で使える人気スパ】
RAKU SPA 1010(ラクスパ・イチマルイチマル)神田は、銭湯とスパの中間のようなスタイルで、幅広い層から人気を集めている温浴施設です。
東京駅からは徒歩約15分、または電車で1駅というアクセスの良さで、深夜でも気軽に“ひとっ風呂”できる貴重な場所となっています。
お風呂は白湯、炭酸泉、電気風呂、露天風呂などバリエーションが豊富。
さらにドライサウナと水風呂も完備されていて、“ととのいたい”人にもぴったりです。
館内着付きの「RAKU SPAコース」では、岩盤浴・マンガコーナー・コワーキングスペース・リクライニングチェアなども使えて、数時間の滞在も快適。
清潔感があり、女性専用エリアも用意されているので、女性のひとり利用でも安心できる環境です。
タオル・アメニティ情報
RAKU SPAコースには、バスタオル・フェイスタオル・館内着・アメニティ(シャンプー・ボディソープ・化粧水など)すべて含まれています。
一方、銭湯コースではタオルは付属していません。
必要な場合は、タオルセットを+300円でレンタルできます。
食事:「RAKU CAFE」でしっかりごはん
お風呂の後は、館内にある「RAKU CAFE」でごはんも楽しめます。
定食・丼もの・ラーメンなどが揃っており、夜遅くまで営業しているため、サウナ後の“しっかり飯”にも、軽く一杯にも対応可能です。
施設情報|RAKU SPA 1010 神田
- 住所:〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2丁目9−9
- 電話番号:03-5207-2683
- アクセス:
– 東京メトロ「淡路町駅」徒歩3分
– JR「神田駅」徒歩6分
– 東京駅から徒歩約15分 or 電車で約5分 - 営業時間:11:00〜翌3:00(最終入館 2:00)
- 定休日:不定休
- 男女利用:可(女性専用エリアあり)
- 公式サイト:https://rakuspa.com/kanda/
料金(すべて税込)
コース | 内容 | 料金 |
---|---|---|
銭湯コース(60分) | お風呂のみ・タオル別 | 大人:520円/小学生:200円/未就学児:無料 |
銭湯コース(60分) | 岩盤浴・館内着・タオル付き | 大人:1,460円〜 |
深夜追加料金 | 深夜1:00〜翌6:00に滞在時 | +1,200円 |
※タオルセットのレンタルは+300円で追加可能。
※混雑時は入場制限があるため、時間帯によっては待ち時間あり。
RAKU SPA 1010 神田|クーポン・割引情報
RAKU SPA 1010は、快活CLUBの公式アプリと連携しており、アプリから100円引きのクーポンなどが定期的に配布されています。
また、アプリ会員向けにポイント特典や誕生日クーポンなどもあり。
初めての方はアプリのダウンロードがおすすめです。
2. スパ&カプセル ニューウイング(錦糸町)【ととのい界隈で有名】
サウナ好きの間で「聖地」とも呼ばれるのが、錦糸町にある「スパ&カプセル ニューウイング」。
東京駅からは総武線で約15分、乗り換えなしでアクセスできるのも魅力です。
終電後や早朝利用にぴったりな、24時間営業の男性専用施設です。
ニューウイングの最大の魅力は、サウナの充実度。
高温サウナと中温サウナの2種類があり、水風呂はキリッと冷たい設定。
さらに、露天風呂と外気浴スペースも完備されており、“ととのい”の導線が完璧に整えられています。
館内はややレトロな雰囲気ですが、清掃が行き届いていて落ち着いた空間。
リクライニングチェアや仮眠スペースもあり、宿泊なしでも数時間ゆっくり過ごすことができます。
タオル・アメニティ情報
全コースにタオル・館内着が含まれています。
アメニティはとても充実しており、シャンプー・整髪料・歯ブラシ・髭剃り・ボディソープなども完備。
手ぶらで利用しても快適です。
食事処「やんちゃ亭」でしっかりごはん
ニューウイングには「やんちゃ亭」という食事処が併設されていて、定食・丼・麺類・おつまみ・アルコールまで幅広いメニューが揃っています。
特に人気なのは「サウナー定食」や「やんちゃカレー」。
ボリュームもあり、サウナ後の空腹をしっかり満たしてくれます。
夜遅くでも営業しているので、風呂上がりの一杯にもおすすめですよ。
施設情報|スパ&カプセル ニューウイング
- 住所:〒130-0022 東京都墨田区江東橋2-6-11 ニューウイング3F
- 電話番号:03-3846-1311
- アクセス:
JR「錦糸町駅」南口から徒歩3分
東京駅から総武線で約15分 - 営業時間:24時間営業(年中無休)
- 男女利用:男性専用
- 公式サイト:https://www.new-wing.com/
料金(すべて税込)
利用コース | 内容 | 料金 |
---|---|---|
3時間コース | サウナ・浴場利用/タオル・館内着付き | 2,300円 |
フリータイム | 滞在時間無制限(深夜含む) | 3,300円 |
深夜追加料金 | 深夜0:00〜5:00在館時に発生 | +1,100円 |
カプセル宿泊 | チェックイン17:00〜翌10:00 | 4,500円〜 (部屋タイプにより変動) |
※18歳未満利用不可。
※混雑時は入場制限あり。
※タオル・館内着はすべてのプランに含まれています。
クーポン・割引情報|スパ&カプセル ニューウイング(錦糸町)
公式LINEアカウントを友だち追加すると、不定期で割引クーポンが配布されます。
配布のタイミングは不定期ですが、200〜500円程度の値引きになることもあるので、LINE登録しておくとお得です。
3.スパラクーア(後楽園)【癒やし重視派に】
「スパラクーア」は、東京ドームシティ内にある都市型スパ施設で、特に女性やカップル利用者からの支持が高い人気スポットです。
東京駅からは電車で約15分。
後楽園駅・水道橋駅から徒歩すぐなので、移動のストレスもありません。
広々としたお風呂エリアには、天然温泉の露天風呂をはじめ、炭酸泉やジェットバス、シルキーバスなどがあり、どれも清潔感バツグン。
サウナは2種類あり、ロウリュが体験できるオートサウナも設置。
「癒やし」と「ととのい」が同時に味わえる大人向けのスパです。
女性専用のラウンジやパウダールームも完備されており、1人でも安心して長時間滞在できます。
リクライニングチェアやクッションスペース、ブランケットの貸し出しもあり、仮眠も可能です。
タオル・アメニティ情報
入館料にバスタオル・フェイスタオル・館内着・各種アメニティがすべて含まれています。
アメニティは非常に豊富で、シャンプー・トリートメント・洗顔・クレンジング・化粧水・乳液・ドライヤーまで完備。
特に女性用のコスメラインが充実しており、スキンケアやメイク直しも安心です。
おしゃれなレストラン&カフェも充実
スパ内には複数の飲食施設があり、ヘルシー系カフェからガッツリごはんまでラインナップが豊富です。
パスタやアジアンごはん、スムージーなど、女性が喜ぶメニューが多いのも特徴。
お風呂のあとにのんびりと過ごせる空間が整っているのも、ラクーアの大きな魅力です。
施設情報|スパラクーア
- 住所:〒112-0003 東京都文京区春日1丁目1-1 東京ドームシティ ラクーアビル5~9F
- 電話番号:03-3817-4173
- アクセス:
東京メトロ「後楽園駅」直結/JR「水道橋駅」徒歩5分
東京駅から電車で約15分(丸ノ内線・総武線など利用) - 営業時間:11:00〜翌朝9:00(最終入館 8:00)
- 男女利用:可(女性専用ラウンジあり)
- 公式サイト:https://www.laqua.jp/spa
料金(すべて税込)
利用コース | 内容 | 料金 |
---|---|---|
通常入館(18歳以上) | 入浴+リラクゼーションスペース利用 | 2,900円 |
16〜17歳 | 18歳未満料金 | 2,090円 |
子ども料金(6〜15歳) | 保護者同伴のみ入館可 | 1,320円 |
深夜追加料金 | 深夜1:00〜6:00に在館時に加算 | +2,200円 |
※小学生未満(6歳未満)のお子さまは、ご入館いただけません。
※小学生(6歳以上)からは保護者の同伴で入館可能。
クーポン・割引情報|スパラクーア(後楽園)
スパラクーアは割引が豊富!
- 公式アプリ会員限定のクーポン
- 平日限定のペア割引
- Web前売りチケット(100円〜300円引き)
などが用意されています。
また、TDポイントカード提示で割引になるキャンペーンも不定期開催中。
事前チェック推奨です!
東京駅近くでお風呂に入りたい時のチェックポイント
「今すぐお風呂に入りたい」「でも時間が遅い…」そんなときでも慌てず、以下のポイントをチェックしておくと安心です。
1. 営業時間・最終入館時間を必ず確認
施設によっては24時間営業でも最終入館が深夜2時までなど、制限がある場合があります。
特に夜遅くの利用を想定している場合は、事前に公式サイトやGoogleマップで確認しておきましょう。
2. タオル・アメニティの有無をチェック
多くの施設ではタオルやアメニティが用意されていますが、銭湯コースの場合は別料金だったり、持参が必要な場合もあります。
荷物が少ないときほど、レンタルや販売の有無をチェックしておくのがおすすめです。
3. 男女利用の可否・女性専用エリアの有無
サウナ施設には男性専用のところもあるため、女性の方は「女性OK」や「専用エリアあり」の表示を要チェック。
今回紹介した中では、スパラクーアやRAKU SPA 1010 神田などが安心して使える女性対応施設です。
4. お子さまの年齢制限にも注意
施設によっては小学生未満NG、18歳未満NGの場所もあります。
ファミリー利用を考えている場合は、年齢制限の確認は必須です。
5. 支払い方法のバリエーション
キャッシュレス決済や交通系ICが使える施設がほとんどですが、銭湯スタイルの施設では現金のみ対応の場合も。
事前に支払い方法もチェックしておくと、スムーズに入館できます。
まとめ:終電後も安心!東京駅周辺で“銭湯代わり”になる場所を見つけよう
「東京駅の近くで、24時間や深夜に入れる銭湯ってないの?」——そんな疑問からこの記事を読んでくださった方も多いはず。
実際、昔ながらの銭湯スタイルの施設は東京駅徒歩圏では少ないのが現状です。
ですが、少しだけ視野を広げてみると、サウナ・スパ・カプセルホテルを兼ねた快適で清潔な施設が多数存在します。
中には、アメニティやタオルも完備され、手ぶらでふらっと立ち寄れる場所や、食事・休憩・仮眠までできる多機能型の施設も。
今回ご紹介した3つの施設は、どれも深夜・早朝にも利用可能(RAKU SPA 1010 神田は3時まで)で、東京駅からアクセスしやすいエリアにある実用的なスポットばかりです。
目的に応じて、
- ととのいたい → ニューウイング or RAKU SPA
- ゆったり過ごしたい → スパラクーア
- 女性でも安心 →スパラクーア
といったふうに、自分にぴったりの施設を選べば、時間をムダにせず快適にリフレッシュできます。
「今すぐ入りたい」その気持ちに応えてくれる、“東京駅から行ける銭湯代わりのスパ&サウナ”を、ぜひこの記事から見つけてみてください。