おせちを食べ終えたあとの重箱は、収納ボックスやドライフラワーを飾るインテリアとして再利用するのがおすすめです。
立派な見た目の箱をそのまま捨ててしまうのはもったいないですよね。
実は、おせちの箱には「収納」「飾り」「リメイク」など、暮らしをちょっと豊かにする使い道がたくさんあります。
この記事では、おせちの重箱を再利用するアイデアや、小物入れへのリメイク方法、おしゃれな使い方を詳しくご紹介します。
おせちの箱はどうする?収納や飾りとして再利用しよう

おせちの箱は、そのまま収納やインテリアに使うのが一番手軽で実用的な方法です。
見た目が美しい重箱は、生活感を隠しつつお部屋をすっきり見せてくれます。
例えば、
- リビングではリモコンやお菓子を入れる収納ボックスに
- 洗面所では化粧品やコットンを入れておしゃれな小物入れに
- 玄関では鍵・マスク・印鑑をまとめておく整理箱に
このように、家中どこでも活躍してくれます。
さらに、黒塗りや木目調の重箱はそのまま飾るだけで和モダンな雰囲気になります。
ふたを外して壁にかければ、ウォールシェルフとして小物を飾るのも素敵です。
木製の箱なら、ペイントをして自分好みにアレンジするのも楽しいですよ。
白やグレーに塗れば北欧インテリア風に、ナチュラルウッドを生かせば温かみのある和洋折衷の空間に。
また、おせちの箱は季節を感じるディスプレイにも最適。
春には桜モチーフの小物、夏は貝殻やビー玉、秋は紅葉や木の実、冬はドライフラワーやポプリなどを入れて飾れば、季節ごとに表情を変えるインテリアボックスになります。
おせちの箱は、アイデア次第で1年中使える万能アイテム。
まずは「捨てずにとっておく」ことから始めてみてくださいね。
おせちの重箱を小物入れにリメイクする方法
少し手を加えるだけで、おせちの箱はおしゃれな小物入れやアクセサリーボックスに生まれ変わります。
ここでは、家庭で簡単にできるリメイク手順をご紹介します。
1. 下準備をする
まず、重箱を洗剤で丁寧に洗い、完全に乾かします。
木製のものは湿気が残るとカビや塗料のムラの原因になるので注意しましょう。
表面に傷や凹みがある場合は、サンドペーパー(#240〜#320)で軽く磨いておくと塗装がきれいに仕上がります。
2. 塗装する
アクリル塗料やスプレー塗料でペイントします。
黒や赤のままでも重厚感がありますが、白・ベージュ・グレーなど淡い色にするとナチュラルインテリアにも合います。
部分的にグリッター塗料を加えると、華やかでモダンな雰囲気に。
マスキングテープを使ってストライプやボーダー柄を作ると、デザイン性もアップします。
もし重箱の素材がプラスチックの場合は、塗装する前にプライマー(塗料のノリをよくするための下処理)が必要です。
3. デコレーションで仕上げる
乾いたら、リボンやシール、マスキングテープなどで自由に飾りつけを。
クリスタルステッカーを貼ると上品に、麻紐や布を使うとナチュラルテイストに仕上がります。
ふたの上にミニチュアフラワーやタグを添えると、まるで雑貨屋さんのような雰囲気に。
4. クリアコートで保護
最後にスプレータイプのクリアコートを吹きかけて完成。
つや消し
つやあり
つや消しタイプならマットで落ち着いた印象に、つやありタイプなら光沢のある高級感を演出できます。
リメイクした重箱は、コスメやアクセサリー、筆記用具などを収納するのにぴったり。
玄関やドレッサーに置けば、実用性とデザイン性を兼ね備えた便利アイテムになります。
おせちの重箱のおしゃれな使い方5選
リメイク以外にも、おせちの箱をおしゃれに活かす方法はいろいろあります。
ここでは、主婦の方に人気の使い方を5つピックアップしました。
① ペイントして小物入れに
淡い色に塗り替えて、ペン立てや裁縫道具入れに。
同じ色でまとめると、統一感が出てお部屋がすっきりします。
② 「重箱カフェ」を楽しむ
お菓子やお茶を入れて、ティータイムの演出に使うのもおすすめ。
重箱の段にスイーツを並べると、まるで和カフェのような特別感が生まれます。
③ 季節の飾り箱に
春は桜の枝や造花、夏は貝殻、秋は木の実、冬はドライフラワーを入れて、季節を感じるディスプレイに。
お正月の思い出を一年中楽しめる使い方です。
④ 壁飾り・アートとして再利用
古い箱は、ふたを切り抜いてフォトフレームやオブジェにするのもおすすめ。
壁に並べて飾ると、インテリアに動きが出ます。
⑤ 収納スペースとして再利用
重ねて使える重箱は、クローゼットや押し入れ収納にも最適。
スカーフや手袋などの季節小物をまとめて入れておくと、見た目もきれいに整理できます。
おせちの重箱の捨て方と再利用のコツ
どうしても使わない場合は、自治体のルールに沿って処分しましょう。
多くの地域では、木製は「燃えるごみ」、プラスチック製は「燃えないごみ」として扱われます。
ただし、漆塗りや金属装飾が施されている場合は別区分になることもあるため、事前に確認が必要です。
状態の良い箱は、リサイクルショップやフリマアプリで譲るのもおすすめです。
最近は「おせち箱DIY」や「重箱収納」として人気があり、意外と需要があります。
捨てる前に、「他の誰かに使ってもらえるか?」を考えてみるのも、エコで賢い選択ですね。
まとめ:おせちの箱は暮らしを彩る再利用アイテムに

おせちの箱は、工夫次第で何度でも使える万能アイテムです。
収納ボックスとして、飾り箱として、またおしゃれな雑貨としても活用できます。
- 収納やインテリアに再利用するのがおすすめ
- ペイントやシールで簡単にリメイク可能
- 季節の飾りやカフェ演出にも使える
- 捨てる前に、譲渡・再利用も検討を
お正月の思い出が詰まった重箱を、新しい形で暮らしの中に残す。
そんな小さな工夫が、日常を少しだけ豊かにしてくれますよ。
【参考】
⇒東北地方はおせちはいつ食べる?大晦日文化の理由と全国との違いを徹底解説!
⇒おせち福袋2026はいつから?販売スケジュールと人気ショップを総まとめ








